化石燃料は、1個の燃料分子と1個の酸素分子が結合することにより燃焼します。しかし通常、燃料分子に含まれる炭化水素と呼ばれる3個から6個の分子で固まっています。 すると燃焼の際、酸素分子は結合状態の燃料分子の1個のみと結合し、結合しなかった燃料分子は排気ガスとして大気中に排出されます。 ところが「ECOMAX-ION D」の効果により結合状態の燃料分子がクラスター分解(分離)され、燃焼しやすい状態になり酸素分子ひとつひとつと結合します。
※化石燃料=ガソリン、軽油、灯油などをいう。
燃料の燃焼とは、燃料を構成する有機物分子の酸化反応であり、酸化反応は有機物分子と酸素分子の衝突から開始されます。上記の(図1)が示すように、分子が集合している場合は酸素分子との衝突が段階的に進行するものと考えられます。即ち最初の反応では分子集合体の1個の分子のみが酸素と反応し、残りの有機物分子は未燃焼となり、次のタイミングで未燃焼分子の一部が酸素と反応します。このように段階的に酸化反応が進むため、一部の分子は未燃焼のまま排気されます。一方、分子集合体が個々の分子に分解されている場合は、上記の(図2)が示すように個々の有機物分子が酸素分子と燃焼の初期段階で出会う確率が増えるものと考えられるため、その結果、完全燃焼に近づき燃焼効率の向上の原因になっているものと推測されます。
※車種・年式・走行条件・季節等により効果に違いがあります